天海大僧正


栃木県日光市、神橋の近くに天海大僧正の像がある。


天海は江戸時代初期に暗躍した僧侶。
徳川家康から家光まで三代の将軍に仕え、金地院崇伝とともに「黒衣の宰相」と呼ばれた。


家康の死後、日光に東照宮を作らせた事から日光山中興の祖と評されている。
上野・寛永寺の開山も同じく天海。
当時ではかなり長命といえる108歳で死去。のちに慈眼大師(じげんだいし)と諡された。


没年齢が「108」なんて意味深な数字だったり、前半生が知られてなかったりと謎が多い人物。
正体は明智光秀なんて説もあるくらいだ。
小説や漫画にもよく登場するが、たいてい悪役だったりする。


手前の道路は国道119号線。結構交通量が多くて落ちつかない。
写真の背後には板垣退助の像もある。


すぐ近くには神橋(しんきょう)がかかっている。

(撮影:2008年9月)

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