俺の本棚 Archive
「氷菓」と母校
- 2012-05-09 (水)
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現在放映中の「氷菓」というアニメ。原作者の米澤穂信が高山出身・斐太高校卒という縁で、舞台のモデルが高山になっております。まさか母校が聖地になるとは思いませんでした。
まだ1話しか見てませんが、斐太高校の中がとても細かく再現されているのに驚きです。窓から外の景色が見えた時には、懐かしくて思わず涙が出そうになりました。近所に住む身としてはなんだか不思議な気持ちだけど。
ずいぶん前に読んだ原作がそれほど面白いと思わなかったので、正直なところアニメ化は意外でした。有名な京都アニメーションの製作なので、もしかして話題作なんでしょうか。(京都アニメーションのサイトには美術設定なども載っています。)
テルマエ・ロマエ
- 2011-11-30 (水)
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今回もローマ関連、ヤマザキマリの「テルマエ・ロマエ」というマンガ。
「ローマの浴場」という意味のタイトルが示すようにテーマは入浴文化。ハドリアヌス時代の古代ローマに住む浴場技師が、現代日本にタイムスリップするというお話で、カルチャーギャップを受ける様子がなんともコミカルで面白い。普段何気なく入っているお風呂も、非常に奥深いものだと思わせてくれます。
自分の仕事柄か、日本人の風呂好きを痛感させられる場面がたまにあるのですが(特に温泉や露天風呂に対するこだわりっぷりは異常なくらい)、これも日本人のアイデンティティなのでしょう。
ローマ人の物語
- 2011-11-27 (日)
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第1巻の刊行から足掛け10年。塩野七生の「ローマ人の物語」文庫版がついに完結しました。自分が就職したての頃に読み始めた事もあって感慨深いものがあります。
高校の世界史でもローマは習ったけれど、時代ごとにブツ切りな感じがして物足りなく思っていました。この「ローマ人の物語」では主要人物を中心に話が進むので非常にドラマチック。特に序盤のポエニ戦争やガリア征服あたりは手に汗握るシーンが目白押し。こういう書き方は小説家ならではですね。やたらカエサル萌えな記述が多くてウンザリする事もありますが、そのあたりを差し引いても絶好のローマ史入門書と言えるでしょう。
おやすみラフマニノフ
- 2011-11-16 (水)
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「さよならドビュッシー」の中山七里が送る音楽ミステリー第二弾。特に続編というわけではないけれど、舞台は再び名古屋。
ミステリーなのでネタバレ的な事が書きにくいのですが、終盤に明かされる事件の全容がどうもしっくりこない。犯人役の人物描写が少なかった事もあって、ちょっと無理矢理な感じがした。音大の学園祭に選抜メンバーでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、・・・という某マンガを思い出すような設定にも少しがっかり。今回も探偵役はイケメンピアニストの岬洋介でしたが、相変わらず反則気味に強く、スーパーマンぶりが嫌味に感じるほど。正直なところ「さよならドビュッシー」に比べてイマイチでした。
前作ですごいと思った演奏シーンは今回も健在。ラフマニノフの方は今更感があって特に感銘は受けなかったけれど、中盤のチャイコフスキーが良かったです。こんなに良い曲だったっけと思うくらい、実際にCDを聴いてるよりも情熱を感じさせる演奏でした。
「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」と続きました。次は何が来るのかなと予想してみるのも面白いかもしれません。
ナナマル サンバツ
- 2011-06-03 (金)
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まさかクイズマンガが出るとは思いませんでした。それも思いのほか本格的ないわゆる「競技クイズ」が題材で、「押し込み」、「ベタ問」、頭を抱えて「そっちかー!」など、クイズをやる人にはおなじみの光景が繰り広げられます。俺自身、学生時代にクイズサークルにいたので懐かしいのとともに、こういう世界が未だ続いている事に驚いてもいます。
1巻という事もあってか、ストーリーよりもクイズの説明に終始していたのが残念ですが、作者の真面目さが伝わってきて好感が持てます。見開きで70問ペーパークイズが載っていたのには思わず噴き出しました。(解いてみたら56点でした。)
次のラウンドが早押しボードっぽいので、2巻以降さらにディープな世界になっていくのでしょう。それはそれで楽しみです。
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