高山陣屋のすぐそば。だんご屋の後ろに立っている。
山岡鉄舟は幕末明治の人物で、勝海舟や高橋泥舟とともに「幕末の三舟」と呼ばれている。
官軍を率いる西郷隆盛を説得し江戸城開城に成功、江戸を戦火から救った立役者とされる。
書・剣・禅の達人でもあり、剣道では「無刀流」を開き、禅では悟りの境地に至ったとか。
そして明治維新後は明治天皇の侍従となった。
明治21年胃がんに冒された鉄舟は、座禅を組んだまま死んだという。
飛騨郡代として着任した父親・小野朝右衛門について飛騨に引越し。
10歳から17歳までの間高山で暮らしていた。
高山に銅像があるのも、それが縁なのだろう。
「青雲 若き日の山岡鉄舟」と題されている。
(撮影:2006年7月)
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