富山県高岡市、高岡古城公園にある前田利長(まえだ・としなが)の像。
前田利長は戦国時代の武将。前田利家の長男。
利家に比べて知名度では劣るが、加賀百万石は利家・利長・利常の三代で築き上げたと言っていいだろう。
背の高い独特の兜が目を引く。
この兜は「銀鯰尾兜(ぎんなまずおのかぶと)」といい、高さは127cmもあるという。
武将ってのは目立ちたがり屋ですね。
高岡開町の祖として今も称えられる前田利長。
2009年の高岡開町400年記念事業では、マスコットキャラクターにも選ばれた。
同じ高岡市内の八丁道にも彼の銅像がある。
後ろ姿。
前田利長像の隣にある瑞龍前田公遺徳碑。こちらも前田利長を顕彰したもの。
正面のレリーフには鷹狩りを楽しむ利長が描かれている。
高岡古城公園はかつての高岡城跡。
銅器の街・高岡らしく、公園内には利長像や高山右近像をはじめ数多くの銅像が置かれている。
(撮影:2007年2月)
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