小説– tag –
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俺の本棚
「氷菓」と母校
氷菓 (角川文庫) 現在放映中の「氷菓」というアニメ。原作者の米澤穂信が高山出身・斐太高校卒という縁で、舞台のモデルが高山になっております。まさか母校が聖地になるとは思いませんでした。 まだ1話しか見てませんが、斐太高校の中がとても細かく... -
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ローマ人の物語
ローマ人の物語〈43〉ローマ世界の終焉〈下〉 (新潮文庫) 第1巻の刊行から足掛け10年。塩野七生の「ローマ人の物語」文庫版がついに完結しました。自分が就職したての頃に読み始めた事もあって感慨深いものがあります。 高校の世界史でもローマは習っ... -
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おやすみラフマニノフ
おやすみラフマニノフ (宝島社文庫) 「さよならドビュッシー」の中山七里が送る音楽ミステリー第二弾。特に続編というわけではないけれど、舞台は再び名古屋。 ミステリーなのでネタバレ的な事が書きにくいのですが、終盤に明かされる事件の全容がど... -
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時の地図
時の地図 (上) (ハヤカワ文庫 NV) 今回の小説はスペインの作家フェリクス・J・パルマの「時の地図」。 スペインの小説だけど舞台は19世紀のロンドン。切り裂きジャックの話を皮切りに、H.G.ウェルズや「エレファント・マン」ジョゼフ・メリック、ブラ... -
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イリアムとオリュンポス
イリアム 上 (ハヤカワ文庫SF) オリュンポス 1 (ハヤカワ文庫SF) ダン・シモンズの「イリアム」と「オリュンポス」が文庫本で出たので読んでみた。 ホメロスの叙事詩「イーリアス」「オデュッセイア」をもとにしたSF小説で、ギリシャ神話の英雄や神々... -
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飛騨の陥穽
飛騨の陥穽―高山発11時19分の死者 (光文社文庫) たまに読みたくなるミステリー小説。今回手に取ったのは津村秀介の「飛騨の陥穽 -高山発11時19分の死者-」。 「陥穽(かんせい)」ってのは要するに落とし穴とか罠って意味だ。「長編本格推理小説」とう... -
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ヘリックスの孤児
ヘリックスの孤児 (ハヤカワ文庫SF) ダン・シモンズの作品集「ヘリックスの孤児」を読んだ。5編の中編からなるSF系作品集で、ホラーっぽい展開や自然描写の巧みさはさすがダン・シモンズと言ったところ。 一番のお目当ては「ハイペリオン」シリーズの... -
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さよならドビュッシー
さよならドビュッシー (中山七里) タイトルにつられて思わず買ってしまった一冊。買ってから気付いたのだけど、「このミステリーがすごい!」大賞受賞作なんだそうだ。 これも買ってから気付いたのだけど、「中山七里」という作者名を見てびっくり。中... -
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われはロボット
われはロボット 〔決定版〕 (ハヤカワ文庫 SF) ロボットSFの古典的名作と言われる「われはロボット (I, Robot)」を読んでみた。 作者はアイザック・アシモフ。いわゆる「ロボット三原則」が提唱された作品で、のちのSFや社会に大きな影響を与えている... -
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1984年
一九八四年 [新訳版] (ハヤカワepi文庫) ジョージ・オーウェルの小説「1984年」。「動物農場」と並ぶオーウェルの代表作で、以前から興味はあったのですが新訳版が出たのを機に読んでみました。 作品中の1984年は核戦争後。テレスクリーンという装置で...
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