さよならドビュッシー


さよならドビュッシー (中山七里)

 タイトルにつられて思わず買ってしまった一冊。買ってから気付いたのだけど、「このミステリーがすごい!」大賞受賞作なんだそうだ。

 これも買ってから気付いたのだけど、「中山七里」という作者名を見てびっくり。中山七里といえば下呂市にある飛騨川の景勝地だ。そんな場所をペンネームにしているだけあって、作者はやっぱり岐阜県出身らしい。

 主人公はピアニストを目指す学生で、火事やらイジメやら様々な困難に立ち向かってゆく。「のだめ」ブームもあって、こういった題材には人気が集まりそうだ。圧巻なのが、大迫力で繰り広げられるピアノ演奏シーン。音楽を文章で表現するってのはすごく難しい事だと思うのですが、読んでいるだけで音楽が浮かび上がってくるようです。

 ミステリー小説なので内容に関して詳しくは書きづらいのだけど、なかなか面白かったです。探偵役のイケメンピアニストがカッコ良すぎ。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 音楽モノ ミステリー

    小説「さよならドビュッシー」を読みました。

    著書は 中山 七里

    祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれた 16歳の遥
    ただ1人 生き残るも全身大火傷の大怪我を負ってしまった
    それでも…

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