木曽ドライブ2010 第1回 床並の滝


以前、木祖村を通った時に看板を発見して、気になっていた「床並(とこなみ)の滝」。
調べてみると、最近になって整備された新しいスポットらしい。
今回の木曽ドライブはまずここへ向かう。

だいぶ涼しくなってきた今日この頃ですが、5月下旬の写真です。
時期外れで申し訳ありません。


途中、松本市奈川にある「天狗の滝」に立ち寄る。
以前訪れた時は逆光で見づらかったけど、今回は順光。
少しは姿が分かるんではないかと。


ま、遠い事に変わりはないんですけどね。


少し違う所から。



境峠を越えて木祖村に入ると、駒ヶ岳が目に飛び込んでくる。(写真撮ってませんが)
木曽に入った実感が沸いてきた。



床並の滝があるのは、木曽川の源流地域、笹川支流の床並沢(とこなみざわ)。
ここが床並沢の入口。写真は下流側から撮ったもの。
国道19号線方面からでないと、この看板に気付かないかも。


笹川を渡る。


駒ヶ岳が見えますね。


橋を渡った先。ここで案内に従って右へ。砂利道の林道に入る。


少し進むとこんな三叉路になる。床並の滝は左のゲート奥。(右は水木沢天然林方面)
ゲートが閉まっていたので、付近に車を止めてあとは徒歩。15分くらいで床並の滝に着く。
(もしゲートが開いていれば車で行けるのだろうが、林道はちょっと荒れ気味。)


林道歩きなので、たいした装備は必要ない。
それにしても、信じられないくらいの晴天になった。


床並沢の澄み切った水を眺めながら上流へと歩く。

床並沢
前日に雨が降ったせいか、水量が多めに感じられる。

床並沢
川床が滑状になってきた。


このあたりが「床並の平垂(ひらだる)」。


巨大な一枚岩の上を滑るように流れ落ちる。


ゆるやかな傾斜のウォータースライダーといった感じ。


平垂付近は木が切りはらわれて、ずいぶん明るい雰囲気だった。


さらに林道を進む。
轟音が聞こえてきたので到着か、と思わされたが堰堤だった。
ここを過ぎれば床並の滝まですぐ。


林道から分岐して、川原へと降りる道が作られていた。
右をそのまま進むと、床並の滝を上からも眺められる。


上からでは、木が多くてちょっと見づらい。


というわけで川原に降りてきました。


最後は狭い足場を、鎖を伝って近づく。わずかな距離だが足元に注意。


足を滑らせたが最後、濁流に飲み込まれ・・・ってほどでもないが。


床並の滝。


約20mの落差を階段状に流れ落ちる。


それほど大きな滝ではないけれど、勢いのある流れはなかなかの迫力だ。


水も冷たく、周囲はまるで冷蔵庫の中にいるような涼しさ。
お手軽スポットとあなどってましたが、これほど良い滝とは思いませんでした。

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