今回は蒲生郡安土町。信長の栄華の跡を見に行きます。
百済寺から安土町への道中ずっと目立っていたのが、この岩峰。
箕作山(みつくりやま)の峰のひとつで、太郎坊山などと呼ばれている。
巨大な岩石が露出した姿がたまらない。
JR安土駅に到着。まずは駅前にある信長像にごあいさつ。
この時期イルミネーションをやっていたらしく、いろいろ照明器具が付いていた。
安土城跡に向かう前に、その近所にある安土城考古博物館に寄ってみよう。
やたら重厚な姿に圧倒される。
展示内容は湖東地方の古代遺跡と、観音寺城や小谷城など近江の城郭がメイン。
中庭にて。まるでヨーロッパにいるみたい。
博物館の隣にあるのは「文芸の郷」。こちらも巨大な建物だ。
左は「文芸セミナリヨ」という音楽ホール。右は「あづちマリエート」という体育館。
文芸セミナリヨの裏にある「信長の館」。
ここには安土城天主の上部が復元展示されている。
こりゃすごい。あまりの壮麗さに言葉も出ない。
ギラギラですなぁ。こんな建物がホントにあったんだろうか。
最上階。こんな空間で信長はいったい何を考えたのだろう。
さて安土城跡。
修復された石段や石垣は壮大だけど、どこか物悲しさが漂う。まぁ城跡だから当然なんですが。
大手道沿いには前田利家、羽柴秀吉の家もあったという。
所要時間は天主跡まで30分。往復で1時間くらいか。時間こそ短いけど石段登りがけっこうキツい。
さっき見た復元天主を思い出しながら、なんでこんな所に作っちまったんだろう。
などと内心思いながら登る事になった。
冬だというのに汗をかきながら、ようやく天主台跡に到着。
ここが、さっき見たギラギラの天主台の土台部分ってわけだ。
今では、整然と並んだ礎石と周りの石垣しか残っていない。
天主台跡からの眺め。右奥に見えるのは伊吹山。
かつては安土城のすぐ傍まで琵琶湖が広がっていたという。
安土城内には総見寺(摠見寺)という寺もある。(安土城跡は総見寺の私有地。)
本堂は焼失してしまったが、三重塔と二王門が当時の姿を残している。
総見寺本堂跡からの眺め。西の湖と広大なヨシ原が広がっていた。
というわけで、時間はまだ早いけど一日目終了。冬は日が短いので行動時間も短くなりがち。
湖岸道路(さざなみ街道)を通り一気に北上し、本日の宿泊地・長浜へと向かう。
途中、JR坂田駅(米原市)に寄ってみた。
ここには山内一豊と千代の像が建てられている。
千代の出身地がこの周辺なんだそうだ。郡上八幡の出身という説もあるんですが。
長浜ドーム。
びわこ大仏。
最後は駆け足になってしまったけど、まだまだ見所がありそうですね。
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