記録的な暖冬になった今冬。
いつ本格的な冬になるのか、と思っているうちに春になってしまいそう。
そんな1月下旬、冬っぽさを求めて新穂高ロープウェイに行ってきました。
久々の新穂高温泉。
ロープウェイ乗り場。西穂高口駅まで往復2,800円。
平日という事もあって基本的には静かだったけど、観光バスが着くたびにゴンドラが満員になっていた。
乗客はすべて台湾だか香港だかの人々。やっぱり雪山が珍しいんでしょうね。
新穂高温泉駅-鍋平高原駅、しらかば平駅-西穂高口駅と2本のロープウェイを乗り継ぐ。
所要時間は乗り継ぎを含めて25分ほど。
ぐんぐん高度を上げてゆくロープウェイ。
笠ヶ岳の下方には穴毛谷の堰堤群。遠近感がおかしくなってきた。
1,000mの標高差を実質10数分で登り詰める。
まさにあっという間。もっとゆっくり登っていいよという位。
西穂高岳の向こうに奥穂高のジャンダルムが少しだけ見える。
というわけで、標高2,156mの西穂高口駅に到着。
只今の気温はなんと1℃。マイナス10℃は当たり前な場所なのに。
いくつものピークが連続する荒々しい山容。
真ん中あたりがピラミッドピーク、一番右側が西穂独標・・・らしいです。
山頂のすぐ根元には槍ヶ岳山荘が見える。
高山市街地からもよく見える笠ヶ岳だけど、こうやって近くから見ると別の山みたい。
右から錫杖岳、大木場ノ辻と続き、はるか向こうには白山がうっすらと見える。
今日も噴煙を上げていた。
展望台は外国人の団体客で大賑わい。
中尾温泉口あたりから見た槍ヶ岳とロープウェイ。
コメント
コメント一覧 (2件)
冬の穂高もいいものですね、雪化粧とはまさに言い得たものです。
夏の躍動感とは正反対に心が落ち着きます。
ジャンダルム
(フランス語で憲兵。転じて前衛峰の意)
奥穂高岳西部にある岩稜であり、標高は3163m。西穂高岳との縦走路途上にある。 大きく天を突く特異な形から山岳写真の被写体としてよく選ばれる。 また、ジャンダルムを登ることはザイル等の登攀器具を使わない一般登山としては本格的な経験・技術が求められる。
こんばんは。
ジャンダルムの解説ありがとうございます。
暖冬で雪も少なめでしたが、やっぱり冬山は美しかったです。
ぜひ一度どうぞ。