湖西どんよりドライブ


またも古い内容です。昨年の9月下旬、滋賀県は湖西地方に行ってきました。


木之本ICで高速を降り、反時計回りに琵琶湖沿いを走ります。
道の駅「しんあさひ風車村」で休憩。


青いのや黄色いのがお出迎え。


オランダをイメージしたという園内には風車だけでなく池や菖蒲園もある。
ここだけでものんびり過ごせそうなスポットだ。


道の駅から道路を渡った湖岸には、藤本太郎兵衛の像が建っている。


藤本太郎兵衛は、琵琶湖の治水に尽力した江戸時代の人物だそうだ。
穏やかに見える琵琶湖だけど、そこには先人の並々ならぬ努力があったのだろう。



次に寄ったのは道の駅「藤樹の里あどがわ」。
安曇川は「近江聖人」と呼ばれた江戸時代の儒学者・中江藤樹の生誕地。


少年時代の藤樹と母を描いた母子孝養像がある。


安曇川町は扇骨の生産日本一だとかで、道の駅の看板もそれっぽい形。
(後ろに見えているのは、滋賀県のローカルスーパー平和堂。)


よく見たら道の駅の建物にも扇があしらわれている。



お次は白鬚(しらひげ)神社。近江最古といわれる古い神社だ。


この神社は湖中に建っている鳥居で知られる。
「近江の厳島」はさすがに言い過ぎとは思うけど、どことなく風情がある。


境内と大鳥居の間を横切る国道の交通量が多く、落ちつかないのが残念。



そして今回のメイン、「楊梅の滝」に到着。


楊梅(ようばい)の滝は、上流から雄滝・薬研の滝・雌滝の三段からなる。
三段すべてを合わせた落差は76mにもなり、これは滋賀県でも最大らしい。


入口にあった案内図。往路は尾根道、復路は谷沿いを歩くことにする。


入口から雌滝へは石段がつけられた歩きやすい道。


5分ほどで雌滝に到着。


水が綺麗。


谷を離れて尾根道へ向かう。


だいぶ高い所まで登ってきた。眼下には琵琶湖が広がっている。


途中の滝見台から雄滝が遠望できる。


周りの岩もすごい。


そして雄滝に到着。雌滝から滝見台や涼峠分岐を経て30分ほど。


滝壺から見上げる雄滝は迫力満点。


滝壺。


引きがとれないので全体をおさめづらい。


茶色い岩肌に白く水が流れ落ちる。


雄滝の下流も激しい流れになっていた。
ここがおそらく薬研(やげん)の滝なのだろう。


帰り道。
左岸側にあったロープを目印に進んでいたら、こんなところを降りる羽目になった。
あれ?こんなルートだったっけ?とか思いながら降りてみると、


薬研の滝のすぐ横だった。


錆びたハシゴで流れを渡り、急斜面を降りるとすぐ雌滝に着く。
尾根道を30分歩いて登った事を思えば、あっけないほどの近道で驚いた。

というわけで撮影時間を含めて2時間ほどの滞在でした。
帰りに使った谷沿いのルートは若干危険なので、天候の悪い時や不安な人は尾根道の方が良いと思われます。



で、最後は琵琶湖大橋。
本当は他にも予定を立てていたのだけど、あまりに薄暗かったので足取りが重く、もう帰る事にしました。

  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 昨日はお疲れさまでした。

    僕がオープンカーに乗っていた頃、琵琶湖周遊に行きました。
    風車も花畑も藤本太郎兵衛の像も覚えています(*^^)v
    滝には行かなかったですが、流石がんでんさんですな。

    また今度遊びましょう!

  • 先日はお世話になりました。
    滋賀県にはあんまり縁がなくて知らなかったのですが、琵琶湖周遊コースは人気のドライブルートなんですね。
    見たい滝もまだまだある事だし、次は天気の良い時にまた行きたいです。

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください