湖東紀行 第6回 姉川


1570年、織田・徳川軍と浅井・朝倉軍は姉川を挟んで激突した。
戦国史上まれに見る激戦といわれた「姉川の合戦」である。
今回はその姉川古戦場跡を訪れます。


その前にいくつか寄り道。まずは湖北町の河毛駅へ。
城の形をした駅舎は、おそらく浅井家の本拠地・小谷城(おだにじょう)をイメージしているのだろう。


ここには浅井長政とお市の像がある。


非常に仲の良い夫婦だったといわれる二人。来年の大河ドラマの主役・江姫は彼らの娘だ。


駅にはこんなのぼりがあった。


浅井三姉妹に萌える。
(ちなみに長浜観光協会が作ったポスターは少女マンガ風でした。)



地名が珍しかったので虎姫町にも行ってみた。浅井とは関係ないけど。
(今年1月に虎姫町をはじめ東浅井郡・伊香郡は長浜市に編入合併。
これで湖北地方はほとんど長浜市になってしまった。)


ここには虎姫の像がある。


虎姫の由来。


「勝利の女神 虎姫」は某野球チーム向け。


虎姫町は元三大師良源の生誕地でもある。
元三(がんざん)大師は「比叡山中興の祖」と評される平安時代の僧侶。
おみくじの考案者とも言われている。



長浜市役所浅井支所前には浅井長政一家の像がある。
気がつけば銅像めぐりツアーになってしまったような。


像のタイトルは「家族(長政とお市)」。


浅井長政は29歳で自害したそうだ。ちょっと老け顔かも。



最後は長浜市野村町にある姉川古戦場跡。


姉川。
上流に姉川ダムができた関係なのか、水量が少なくてほとんど水が見えなかった。


姉川の合戦とその周辺の歴史。
実際には大規模な戦闘は行われなかったという説もあるそうだ。
のちに徳川が話を誇張したのかもしれない。いかにもありそうな話に思えてしまう。

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