九州紀行 その2 耶馬渓


今回は耶馬渓、そして宇佐の三滝へと向かいます。


耶馬渓は山国川流域を中心とした景勝地で、写真の競秀峰はその代表格。


有名な青の洞門はこの下を貫いています。


見上げれば断崖絶壁。溝のようにくぼんだ部分が旧道だそうです。



擲筆峰(てきひっぽう)。


耶馬渓といえば昨年の豪雨が記憶に新しい。
徐々に復旧されつつあるようですが、まだあちこちに爪痕が残っています。



一目八景(ひとめはっけい)。


今回は代表的な所をささっと回っただけですが、まだまだ見所がありそうです。
耶馬渓六十六景なんていうくらいだし。


地域別でも、本耶馬渓、深耶馬渓、裏耶馬渓、奥耶馬渓などに分かれているようです。
超耶馬渓とかマジ耶馬渓とかできそうな勢い。



さて、ここからは滝めぐり。
まずは玖珠町日出生(ひじゅう)にある「西椎屋の滝」。


すぐ上流にある日出生ダム建設のため、大きく姿を変えてしまったらしい。
惜しい事です。


急な階段を降りて観瀑台へ。


落差86mの大迫力。



「宇佐のマチュピチュ」の看板に誘われて撮った一枚。
右に見える岩峰や棚田のある風景が、どことなくマチュピチュを彷彿とさせませんか。



次は宇佐市安心院町の「福貴野の滝」。
百選に選ばれた西椎屋の滝、東椎屋の滝のちょうど中間に位置しています。
落差は約60mと他二つに比べて小さめだけど、壮大な姿は勝るとも劣らない。


マイナー気味なのも、個人的にはお気に入り。


水量が少なめだったせいか、風にユラユラと揺れていました。

福貴野の滝を見る地点は展望所と滝壺の二ヶ所あります。
今回は滝壺へ行きましたが、そこへ至る道はすれ違い困難な狭い道路。
対向車が来ませんように、と祈るような気持ちで通りました。


滝壺へ行く途中に見かけた風景。
九州は棚田が多いですね。奥に見える山は由布岳でしょうか。



最後は「東椎屋の滝」。落差は85m。


周囲の岩壁も見事で風格があります。


九州を代表する名瀑と言っていいでしょう。

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