高山市上宝町に双六谷というところがある。
美しい渓流が釣り人に人気のスポットらしい。
この渓谷沿いの集落の中に、「盤の石」という奇石がある。
双六谷という名前は、神様がこの谷でスゴロク遊びをしていたという伝説に由来するそうだ。
そのスゴロク盤と伝えられているのが、この「盤の石」である。
(スゴロクといっても正月にやるような奴ではなく、バックギャモンみたいなものらしい。)
半分埋もれた状態。
顔を出した部分は確かに直方体っぽく見える。
この石に触ると雨が降ると言われている事から、雨乞いにも用いられたとか。