木曽ドライブ2010 最終回 阿寺渓谷


最終回は大桑村の阿寺渓谷。澄んだエメラルドグリーンの清流が素晴らしい。


木曽川越しに見た阿寺渓谷の入口。
牛ヶ滝などのある柿其渓谷の北隣りに位置する。


阿寺渓谷ガイドマップ。入口は右下。


林道は砂利道だと聞いていたが、最近舗装されたようだ。
思ったよりも観光化されていて驚く。やはり人気のスポットなのだろう。
訪れたのは5月下旬の平日だけど、観光客がわりと多かった。
紅葉の盛りともなればかなり賑わいそうだ。


林道ゲートの傍らには林鉄記念碑が立っている。


渓谷の入り口付近は巨岩が目立つ。


森林鉄道の鉄橋跡。



はるか高くの岩壁にかかっている雨現の滝。
往路では全く気付かず、帰る途中に見つけた。


雨の後に出現する滝だそうで、水量は少なめ。


阿寺渓谷の滝は、どれも本流ではなく支流にかかっている。
滝めぐりだけを目的にしてしまうと、ちょっと物足りないかもしれない。



この渓谷の見所は、やはり渓谷そのものの美しさにある。


淵にはそれぞれ動物の名前がつけられている。ここは狸ヶ淵。



亀石の案内があったので下を覗いてみた。どれ?


これかな。



犬帰りの淵。


行きは晴天、帰りは曇天だったので、同じ場所を撮っても雰囲気が変わる。



樽ヶ沢の滝。
林道の下をくぐり、らせん状に向きを変えながら阿寺川に合流する。
基本的に橋から見下ろすしかないため、ちょっと見づらい。


深く刻み込まれた自然の脅威。


上流方向。



長野県出身の歌人・島木赤彦の歌碑。


歌碑の周辺は駐車場や吊り橋がある。


ほとんど歩くことなく、これだけの景色を眺められる。


ちょっと古めかしい阿寺渓谷案内図。滝の絵がずいぶん大げさな感じ。



六段の滝。


木々に遮られて六段も見えない。


渓谷ごしに眺める。



熊ヶ淵。



林道の道幅はそれほど広くないので、停車位置に気を使う。
落ちついて渓谷をじっくり眺めたい人は、歩いた方が良さそうだ。



牛ヶ淵。


ここは特に深いのか、水の色が緑というより青っぽい。
阿寺渓谷で一番印象に残ったのが、ここの鮮やかな青さだった。



吉報の滝。ここも渓谷ごしに眺める。


影になってしまってよく分からないが、三段くらいに見える。



それにしても、水の色を綺麗に撮るのって難しいですね。
実物はもっと鮮やかだったのですが。


でかい岩の上に橋脚だけが残っていた。



というわけで終点、砂小屋キャンプ場に到着。


ここには美顔水という湧水がある。色白美人になれるかも。


またお会いしましょう。



あとは国道361号線で帰ります。最後はおなじみ九蔵峠からの御嶽。


最後は曇りがちになってしまったけど、全体的には素晴らしい晴天。
思い出深いドライブになりました。

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