しらびそ峠を出発し、中央構造線に沿ってひたすら北上。
途中で三つの峠を越える。
まずは地蔵峠。(写真は峠への途中で撮ったもの)
国道152号線を地図で見ると、2ヶ所途切れている事に気づく。
そのうちの1ヶ所がこの地蔵峠だ。(もう1ヶ所は長野・静岡県境の青崩峠。)
途切れている区間は林道でつながっている。
峠の頂上付近(標高1314m)。眺めはよくない。
地蔵峠から大鹿村に下ったあたり。
中央構造線上は地盤がもろく、土砂崩れが多いそうだ。
堰堤に大量の土砂が溜まっているのも、その影響なのだろう。
大鹿村では各地で中央構造線の露頭が見られ、中央構造線博物館という施設まである。
まさに中央構造線のメッカ。
ビューポイントや温泉もあるので、また行ってみたいと思っている。
今回は北川露頭に立ち寄った。
露頭というのは地層が露出している場所の事。
河原に降りて見てみると、はっきり色の違う層が接しているのが分かる。
北川露頭から少し進むと分杭峠(ぶんぐいとうげ)。
標高は1424mで、伊那市側の眺望が良かった。
ネットで調べてみると、分杭峠は「ゼロ磁場」だの「パワースポット」だので有名らしい。
ゼロ磁場にはマイナスイオンが大量発生するそうで、人間の健康にも良いとの事。
それならここに住めば?とか思ってしまうのですが。
サクラで有名な高遠町を通過し、杖突峠(つえつきとうげ)に到着。
ここからの眺めは絶品だ。長野県でも屈指のビューポイントじゃないだろうか。
眼下に諏訪湖。はるか向こうには北アルプスが見える。
右側に目を移すと蓼科山、そして八ヶ岳連峰が広がる。
蓼科山。円錐形の美しい山容がよく目立つ。
八ヶ岳はあいにく曇ってました。
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