中央構造線ドライブ 第7回 峠、峠、峠

杖突峠
しらびそ峠を出発し、中央構造線に沿ってひたすら北上。
途中で三つの峠を越える。

地蔵峠
まずは地蔵峠。(写真は峠への途中で撮ったもの)

国道152号線を地図で見ると、2ヶ所途切れている事に気づく。
そのうちの1ヶ所がこの地蔵峠だ。(もう1ヶ所は長野・静岡県境の青崩峠。)
途切れている区間は林道でつながっている。

地蔵峠
峠の頂上付近(標高1314m)。眺めはよくない。

地蔵峠から大鹿村へ
地蔵峠から大鹿村に下ったあたり。
中央構造線上は地盤がもろく、土砂崩れが多いそうだ。
堰堤に大量の土砂が溜まっているのも、その影響なのだろう。

中央構造線沿線案内図
大鹿村では各地で中央構造線の露頭が見られ、中央構造線博物館という施設まである。
まさに中央構造線のメッカ。
ビューポイントや温泉もあるので、また行ってみたいと思っている。

中央構造線 北川露頭
今回は北川露頭に立ち寄った。
露頭というのは地層が露出している場所の事。

中央構造線 北川露頭
河原に降りて見てみると、はっきり色の違う層が接しているのが分かる。

分杭峠
北川露頭から少し進むと分杭峠(ぶんぐいとうげ)。
標高は1424mで、伊那市側の眺望が良かった。

ネットで調べてみると、分杭峠は「ゼロ磁場」だの「パワースポット」だので有名らしい。
ゼロ磁場にはマイナスイオンが大量発生するそうで、人間の健康にも良いとの事。
それならここに住めば?とか思ってしまうのですが。

杖突峠
サクラで有名な高遠町を通過し、杖突峠(つえつきとうげ)に到着。
ここからの眺めは絶品だ。長野県でも屈指のビューポイントじゃないだろうか。
眼下に諏訪湖。はるか向こうには北アルプスが見える。

杖突峠
右側に目を移すと蓼科山、そして八ヶ岳連峰が広がる。

杖突峠
蓼科山。円錐形の美しい山容がよく目立つ。

杖突峠
八ヶ岳はあいにく曇ってました。

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