帰途は、かずら橋から下流の祖谷渓を通ります。
祖谷渓(いやだに)は祖谷川流域にある渓谷。
高さ数百mに及ぶ深いV字谷は、まさに深山幽谷の趣き。
道路は谷底から100m以上の高さを走る。
思ったよりは整備された道路だけど、対向車とのすれ違いにはかなりドキドキ。
断崖に建つホテル祖谷温泉。
ケーブルカーで谷底の露天風呂まで行くらしい。怖そう。
国見山(1409m)をはじめ、周りは1000m以上の山々。
(国見山の向こう側には大歩危・小歩危がある。)
先程の温泉くらいしか人家がないので、秘境ムード満点。
そんな渓谷の中にひとり佇む小便小僧。
なぜかお賽銭が。
阿波の土柱。
徳島自動車道を走っていたら「土柱」の看板を発見したので寄ってみた。
阿波PAから徒歩数分で着く。
風雨で浸食された地層が柱状に残っている。なんだか不思議な光景だ。
イタリアのチロル地方、アメリカのロッキー山脈と並んで「世界三大土柱」のひとつだそうで。
というわけで、長々と続いた四国紀行はこれにて終了です。
そういえば帰り道。明石海峡大橋から見た神戸の夜景が忘れられない。
まるで光の中に飛び込んでゆくような、そんな素晴らしい景色でした。
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