山梨から秩父へ (前編)


昨年の6月下旬、山梨県と埼玉県の滝めぐりに行ってきました。
今回は前編。山梨市三富の西沢渓谷へ向かいます。


久々の山梨県。
朝靄に浮かぶ富士山を横目に、中央道から国道140号線(雁坂みち)と進む。


西沢渓谷駐車場に到着。
橋の向こうに見える特徴的な山は鶏冠山(とさかやま)。


笛吹川の源流・西沢渓谷は「七ツ釜五段の滝」をはじめ多くの滝や淵の美しさで知られ、比較的軽装でも行けるトレッキングコースとして人気が高い。
参考コースタイムは3時間35分とあるが、自分はゆっくり歩いたので5時間くらいかかった。
地図上の赤い点線を反時計回りに歩く。



というわけでスタート。ゲートを越えてまずは林道歩き。


最初に見えてくるのは「なれいの滝」。


手前に岩壁があるのでちょっと見づらい。



こんな地図もあった。


二俣吊橋で東沢渓谷を渡る。


吊り橋から見た東沢渓谷と鶏冠山。


下流方向。右から流れ込むのが西沢渓谷。



支流にかかる「大久保の滝」。



三重の滝。


西沢渓谷の滝は、深い釜とエメラルドグリーンの水に特徴がある。


三重の滝あたりから渓谷沿いの道になる。
美しい清流を眺めつつ、爽やかな水音を聞きながらの散策はとても気持ちいい。



竜神の滝。



恋糸の滝。木々の向こうでよく見えない。



貞泉の滝。



よく整備されていて難所はそれほど無いが、滑りやすい所や鎖場もある。
足回りくらいはそれなりに準備した方がいいだろう。


母胎渕。



方杖橋は架け替え工事中。轟音が聞こえてきた。期待に胸が高鳴る。


西沢渓谷のハイライト、「七ツ釜五段の滝」に到着。


結構落差のある下段。この日はわりと水量が多めだったみたい。


中段あたり。


名前の通り、いくつもの釜が連続する。
想像していたよりも大きな規模で、さすが100選と思わせる素晴らしい滝でした。


上流から。



最後は不動滝。
少し離れた所から眺めるため、木に隠れてよく見えない。



不動滝からひと登りして旧トロッコ道へ。帰りはここを歩く。


大展望台から見た鶏冠山と木賊山(とくさやま)。


かつて木材搬出に使われていたトロッコの軌道跡を利用した道。
歩きやすいが単調で、とにかく距離が長い。


ねとり大橋に着いた頃にはすっかりヘトヘトでした。


次回は上に見える西沢大橋を通って、埼玉県へと行きます。

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