奥越紀行(後編) 大滝など


奥越ドライブの後編。今回は取立山の大滝などに向かいます。

写真がだいぶ多めなのでご注意。


まず向かったのは取立山の大滝。
「東山いこいの森」というキャンプ場の中を通過し、林道を通ると登山口に着く。
ここがまた随分と広い駐車場で、100台くらいは置けそうだ。人気の山らしい。


登山道案内図。


前日の雨のせいか滑る所もあったが、登山道はよく整備されていて歩きやすい。


大滝まで15分ほど。


大滝が見えてきた。


最後に小さな沢を渡る。
登山道はこの沢を登るらしく、よ~く見るとロープらしきものがあった。


あとは滝壺へと降りるだけ。


落差は30mくらいか。


下から見上げると、かなりの高さ。


この日は晴れたり曇ったりの天気で、滝壺に立つと寒いくらい。


黒い岩肌に白い水が引き立つ。


妙に迫力がある左側の岩壁。

「大滝」なんて地味な名前だけど、なかなか味わいのある良い滝だった。



再び国道157号線を通り谷峠へ。前編冒頭の看板に戻ってきた。
さすがに「恐竜王国 勝山」だけあって、隣りには恐竜がいる。


アロサウルスとかだろうか。



次に谷の不動滝へ向かう。県道135号線を下り谷地区へ。
かつて加賀との往来が盛んだった集落も、今ではとても静か。
毎年8月の「はやし込み行列」という伝統行事で知られている。


伊良神社。


神社のすぐそばに不動滝への降り口がある。


不動滝。


崩れやすい岩盤なのか、滝壺が埋まっていた。


落差10m足らずの小さな滝だが、古くから信仰されてきたのだろう。
傍らには戦国時代の作という不動明王像が祀られている。


滝まで5分ほどの道のりだが、ずいぶん薄暗くてドキドキ。
隣りの沢を撮ってみたら、上の方にフクロウみたいなのが写っていた。ギョッとしてしまう。



お次は北郷町岩屋にある大鷲滝へ。
周辺がキャンプ場になっていて、滝への案内もあちこちにあるので分かりやすい。


滝まで徒歩だいたい10分くらい。


開けた場所に着いた。ここが分岐なのだが、若干分かりにくい。


タンクの横を通ると谷沿いの道になる。あとはそのまま上流へと向かうだけ。


大鷲滝に到着。
落差は10数mといったところか。上下二段に分かれている。


この日の水量はそれほど多くなく、静かに流れている印象。


横から見るとこんな感じ。上段への道は通行止だった。



ついでに岩屋観音も見ていく事にする。


「岩屋」っていう所は結構日本中にありますね。巨岩は信仰の対象になりやすいみたい。


あちこちに巨岩巨木がある様子は、確かに神聖な雰囲気に満ちている。


拝殿と岩屋観音堂。ここの創建も泰澄だとか。


天然記念物の「岩屋の大杉(子持杉)」。


ものすごい迫力だ。
ちょっと寄り道のつもりが、これほどの物が見られるとは思わなかった。


少し登ったところにある飯盛杉。


こちらもでかい。


あちこちに巨岩がゴロゴロ。


巨岩の上にたくましく伸びる木々。



最後は永平寺町。冠岳のふもとを流れる「浄めの滝」へ。


浄法寺山青少年旅行村に向かって進むと途中にある。


落差はそれほど無い地味な滝だ。
だが巨岩を断ち割るように流れる様子は、自然の力を感じさせる。


滝の前にはでかい岩が転がっている。


少し離れた所から見ると、上流も滝のようになっているのが分かる。


青少年旅行村付近から見た眺め。だいぶ暗くなってきた。急いで帰ろう。


・・・と思ったら、谷を挟んで向こう側の崖に滝っぽい所を発見。


たぶん地図に名前が載っている蛇谷滝ではないかと。


というわけで昨年10月の奥越紀行、これにて終了。
次は恐竜博物館にも行ってみたいと思っています。

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