最終回は大桑村の阿寺渓谷。澄んだエメラルドグリーンの清流が素晴らしい。
木曽川越しに見た阿寺渓谷の入口。
牛ヶ滝などのある柿其渓谷の北隣りに位置する。
林道は砂利道だと聞いていたが、最近舗装されたようだ。
思ったよりも観光化されていて驚く。やはり人気のスポットなのだろう。
訪れたのは5月下旬の平日だけど、観光客がわりと多かった。
紅葉の盛りともなればかなり賑わいそうだ。
林道ゲートの傍らには林鉄記念碑が立っている。
渓谷の入り口付近は巨岩が目立つ。
森林鉄道の鉄橋跡。
はるか高くの岩壁にかかっている雨現の滝。
往路では全く気付かず、帰る途中に見つけた。
雨の後に出現する滝だそうで、水量は少なめ。
阿寺渓谷の滝は、どれも本流ではなく支流にかかっている。
滝めぐりだけを目的にしてしまうと、ちょっと物足りないかもしれない。
この渓谷の見所は、やはり渓谷そのものの美しさにある。
淵にはそれぞれ動物の名前がつけられている。ここは狸ヶ淵。
亀石の案内があったので下を覗いてみた。どれ?
これかな。
犬帰りの淵。
行きは晴天、帰りは曇天だったので、同じ場所を撮っても雰囲気が変わる。
樽ヶ沢の滝。
林道の下をくぐり、らせん状に向きを変えながら阿寺川に合流する。
基本的に橋から見下ろすしかないため、ちょっと見づらい。
深く刻み込まれた自然の脅威。
上流方向。
長野県出身の歌人・島木赤彦の歌碑。
歌碑の周辺は駐車場や吊り橋がある。
ほとんど歩くことなく、これだけの景色を眺められる。
ちょっと古めかしい阿寺渓谷案内図。滝の絵がずいぶん大げさな感じ。
六段の滝。
木々に遮られて六段も見えない。
渓谷ごしに眺める。
熊ヶ淵。
林道の道幅はそれほど広くないので、停車位置に気を使う。
落ちついて渓谷をじっくり眺めたい人は、歩いた方が良さそうだ。
牛ヶ淵。
ここは特に深いのか、水の色が緑というより青っぽい。
阿寺渓谷で一番印象に残ったのが、ここの鮮やかな青さだった。
吉報の滝。ここも渓谷ごしに眺める。
影になってしまってよく分からないが、三段くらいに見える。
それにしても、水の色を綺麗に撮るのって難しいですね。
実物はもっと鮮やかだったのですが。
でかい岩の上に橋脚だけが残っていた。
というわけで終点、砂小屋キャンプ場に到着。
ここには美顔水という湧水がある。色白美人になれるかも。
またお会いしましょう。
あとは国道361号線で帰ります。最後はおなじみ九蔵峠からの御嶽。
最後は曇りがちになってしまったけど、全体的には素晴らしい晴天。
思い出深いドライブになりました。
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