以前、木祖村を通った時に看板を発見して、気になっていた「床並(とこなみ)の滝」。
調べてみると、最近になって整備された新しいスポットらしい。
今回の木曽ドライブはまずここへ向かう。
だいぶ涼しくなってきた今日この頃ですが、5月下旬の写真です。
時期外れで申し訳ありません。
途中、松本市奈川にある「天狗の滝」に立ち寄る。
以前訪れた時は逆光で見づらかったけど、今回は順光。
少しは姿が分かるんではないかと。
ま、遠い事に変わりはないんですけどね。
少し違う所から。
境峠を越えて木祖村に入ると、駒ヶ岳が目に飛び込んでくる。(写真撮ってませんが)
木曽に入った実感が沸いてきた。
床並の滝があるのは、木曽川の源流地域、笹川支流の床並沢(とこなみざわ)。
ここが床並沢の入口。写真は下流側から撮ったもの。
国道19号線方面からでないと、この看板に気付かないかも。
笹川を渡る。
駒ヶ岳が見えますね。
橋を渡った先。ここで案内に従って右へ。砂利道の林道に入る。
少し進むとこんな三叉路になる。床並の滝は左のゲート奥。(右は水木沢天然林方面)
ゲートが閉まっていたので、付近に車を止めてあとは徒歩。15分くらいで床並の滝に着く。
(もしゲートが開いていれば車で行けるのだろうが、林道はちょっと荒れ気味。)
林道歩きなので、たいした装備は必要ない。
それにしても、信じられないくらいの晴天になった。
床並沢の澄み切った水を眺めながら上流へと歩く。
前日に雨が降ったせいか、水量が多めに感じられる。
川床が滑状になってきた。
このあたりが「床並の平垂(ひらだる)」。
巨大な一枚岩の上を滑るように流れ落ちる。
ゆるやかな傾斜のウォータースライダーといった感じ。
平垂付近は木が切りはらわれて、ずいぶん明るい雰囲気だった。
さらに林道を進む。
轟音が聞こえてきたので到着か、と思わされたが堰堤だった。
ここを過ぎれば床並の滝まですぐ。
林道から分岐して、川原へと降りる道が作られていた。
右をそのまま進むと、床並の滝を上からも眺められる。
上からでは、木が多くてちょっと見づらい。
というわけで川原に降りてきました。
最後は狭い足場を、鎖を伝って近づく。わずかな距離だが足元に注意。
足を滑らせたが最後、濁流に飲み込まれ・・・ってほどでもないが。
床並の滝。
約20mの落差を階段状に流れ落ちる。
それほど大きな滝ではないけれど、勢いのある流れはなかなかの迫力だ。
水も冷たく、周囲はまるで冷蔵庫の中にいるような涼しさ。
お手軽スポットとあなどってましたが、これほど良い滝とは思いませんでした。
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