
3月中旬、納古山(のこやま)に行ってきました。
納古山は七宗町と川辺町の境にある山で、標高は632.9m。
難易度はそれほど高くなく、それでいて山頂からの眺めがとても良かったです。

出発地点は七宗町の木和谷(こわたに)。
中級コースで登り、初級コースで下る。案内図でいえば時計回り。

中級コースのスタート地点。
平日にもかかわらず、すでに5台ほど車が止まっていた。なかなかの人気っぷり。

まずは谷沿いを歩く。なだらかな登りで歩きやすい。

所々こんな雰囲気の場所があるけど、道ははっきりしているので大丈夫。

水場を過ぎると徐々に急勾配になっていく。

大牧谷コースとの分岐を過ぎると尾根に出る。
明るくなって風が気持ちいいが、さらにキツい登りでペースが落ちてきた。

大きな岩が見えてきた。あれが天空岩らしい。

天空岩。

天空岩からの眺め。

さらに登り。ゴツゴツとした岩場が増えてくる。

いくつかアップダウンを繰り返したあと、巨大な岩が見えてきた。

ここはロープで登る。
この辺りが一番緊張感のある場面だろう。ファイト一発だ。

小牧谷分岐近くの岩場。ここまで来れば頂上はもうすぐ。
美濃加茂方面がよく見えるが、この日は黄砂が飛んでいたらしくぼんやりしている。

というわけで登頂。のんびり歩いて1時間30分くらい。

山頂は樹木が切り払われて360度の展望。ベンチなども置いてある。
天気はいいのだけど、すっきりと晴れなかったのが残念。

北東には、うっすらと御嶽らしきものが見える。

東側。向こうは恵那山でしょうか。

南側、美濃加茂市街地方面。蛇行する飛騨川がなんとか見える。

西側。
右端にうっすら見えるのは能郷白山かな。美濃の山はよく分かりません。

下山は初級コース。林の中をひたすら下る。
このルートは見晴らしがきかず、こちらから登るのはあまり面白くないかもしれない。

途中にあった標柱。下麻生と神渕との境界らしい。

最後は谷沿いの道。時間が遅かったのでかなり暗い。

というわけでゴールとなる初級コース入口に着いた。
頂上から50分くらい。

帰り道。林道沿いにある「親猿の滝」に寄ってみた。
泣いている親ザルの顔に見えるそうです。

岩盤の様子が面白い。

なかなか盛りだくさんなハイキングになりました。また行きたいです。
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