今回が最終回の加賀紀行。
加賀百万石というより源平紀行になった気がするが、気にしないでいただきたい。
加賀市の尼御前岬。
ちょっとした景勝地として知られ、北陸道のサービスエリアからも入ることができる。
岬の名前のもとになったのは、この尼御前。
奥州を目指す源義経ら主従の中にいた女性だ。
さすが義経。逃避行の中にも女性をはべらせていらっしゃる。
これからの道中、足手まといになることを憂えてこの岬に身を投げたという。
なら最初からついてこなければ・・・という気がしなくもないが、そこはそれ。
美しい伝説というのはこういう物なんだろう。
ともあれなんとか海に着いた。
船だ。
飛行機だ。
白山スーパー林道は土砂降りだったのに、こっちは晴れていた。
この写真を見ても、内陸部だけ厚い雲がかかっているのが分かる。