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2008年5月
飛騨市宮川町菅沼。菅沼谷支流にかかるニコイ大滝。
120mもの落差があるという、岐阜県でも最大級の滝だ。
これほどの落差ながら、見えるのは上部のみ。
残りの数十mは橋の下を流れ、はるか谷底へと向かってゆく。
場所がかなり限定されるので、何枚も撮ったわりに同じような写真ばかりになってしまった。
ちょっと横に移動すると、もう見えない。
振り返って見ると、周りは緑一色。対岸からなら滝が一望できそうな気もするけど、かなり大変そうだ。
アクセス
まずは国道360号線から、林道を池ヶ原湿原方面へ。途中には板倉の建物と棚田で知られる種蔵集落がある。
林道は曲がりくねった上り坂。道幅も狭い。
途中、「青少年旅行村みやがわ」を通る。かつてのキャンプ場跡らしいが、今でも営業中なのだろうか。朽ちかけたバス停がさびしい。大滝へは「ニコイ」方面を進む。
傍らにある案内板。多くの滝マニアがこれに惑わされてきた。現在、青少年旅行村からニコイ大滝へは行けないので注意。
というわけで林道をさらに進む。気がつけば標高がかなり高い。
とあるカーブ脇に、ひっそりと置かれた立入禁止が目印。ここに車を置き、踏み跡に従って歩く。
立入禁止という場所に入るので、紹介していいものかどうかかなり迷いました。見に行く人は、くれぐれも注意をお願いします。
数分歩くと巨大な橋が見えてきた。
ニコイ大滝はこの橋の上から眺める事になる。
あちこちひしゃげた手すり部分。橋はかなり老朽化しており、常に崩壊の危険がある。