
今回は、幕末のロマン漂う下田市を散策。

河津町から南下。相模灘に出た。
写真は国道沿いにあった尾ヶ崎ウイングという展望台から。大島など伊豆七島が一望できる。
いつか伊豆大島にも行ってみたい。

下田市街地の近く。まずは弁天島という所に行ってみた。
ここには吉田松陰と金子重輔の像がある。

海外渡航を企てた吉田松陰と金子重輔は、ここ弁天島から黒船へと漕ぎ出した。
大河ドラマでは平手打ちで気合を入れるシーンが強烈でしたね。
(坂本龍馬と桂小五郎はその場には居なかったとは思いますが。)

近くの三島神社にも吉田松陰の像があった。

玉泉寺。ここに日本最初の領事館が開設された。

初代総領事タウンゼント・ハリスの資料が展示されている。

なまこ壁の残る町並み。後ろに見えるのは寝姿山。

ハリスの足湯。

ペリー上陸地にあった「ペリー上陸の碑」。

今でこそ小さな港町だけど、かつては賑わったのでしょう。

市内に点在する寺は、幕末を知る上で重要な場所ばかり。
この長楽寺は日露和親条約の締結地。

この了仙寺は、上陸したペリー一行の応接所。
日米和親条約の細則(下田条約)の締結地でもある。

ペリー上陸地から了仙寺までの小道は「ペリーロード」として整備されている。

幕末の空気がまだ残っているかのような街並みでした。

最後は宝福寺。ここは初代総領事ハリスに仕えた唐人お吉の菩提寺だ。
今回は行かなかったけど、境内にはお吉記念館もある。

「お吉の寺」として知られる宝福寺だけど、こんな石柱が立っていた。
「坂本龍馬飛翔之地」とある。

この寺にいた山内容堂のもとに勝海舟が訪問し、坂本龍馬脱藩の赦免を求め、認められた場所だそうだ。
だから「坂本龍馬飛翔之地」らしい。
面白いと思ったのは、山内容堂も勝海舟らも、たまたま同時に下田に居たという事。
どちらも嵐をさけての入港だったそうだが、かつての下田港の重要性がうかがわれる。
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