八反滝のついでに、特別天然記念物「石徹白のスギ」に寄ってみた。
石徹白の林道をさらに奥へと進む。すると、広い駐車場に小屋や看板が見えてきた。
ここは白山登山道のひとつ「美濃禅定道(石徹白道)」の登山口でもある。
大杉は420段の石段をひたすら登った先にある。
所要時間は10分くらい。結構キツいです。
石段を登り詰めると平地になり、その奥に白く光る大杉がそびえ立っていた。
樹齢約1800年、樹高25m、幹まわり13mの巨木だ。
幹の太さのわりにそれほど樹高がないのは、上部が折れてしまったからなのだろう。
枯枝も多く、寄生している植物の生きの良さとは対照的。
樹皮が白く見えたのは、表面が枯れてしまっているから。
これほどのご老体だとは思わなかった。なんだか痛々しい。
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