九州紀行 その13 激走!宮崎県

今回は宮崎県内をドライブ。
どんよりした梅雨空のもと、風光明媚な日南海岸を走り抜けます。


南下する前に、まずは木城町にある祇園滝へ。
宮崎県を代表する滝ですが、行くには少々の心構えと準備が必要になります。

まずはアクセスの悪さ。
県道22号線で小丸川上流へと向かい、やがて支流の林道へと入ってゆきますが、この道が非常に狭い。すれ違い不可能な区間が、県道を含めて10kmくらい続きます。幸い対向車はいませんでしたが(イノシシが出たけれど)、落石も多くて緊張感あふれる道のりです。

そして看板にもあるように山ヒルが出ます。
長袖、長靴、軍手、首タオルなど、思いつく装備は全部しました。
いざ出発です。

歩き始めて最初に見えてくる椎尾滝。

少し離れた所にある鉤掛滝。

遊歩道は一部崩落しているものの、それほど険しい所は無く、祇園滝まで15分くらいで着きます。

祇園滝が見えてきました。

落差は78m。

滝壺に着きました。周りの岩壁がすごい。

断崖絶壁に囲まれた空間。

振り返るとこんな感じ。

今回の九州旅行の中でもとびきりの滝でした。
天気が悪かったので行くのを躊躇していましたが、来て良かったです。

駐車場に戻り体中を見てみると、あちこちに山ヒルがひっついていました。
やはり、それなりの服装で行った方が良さそうです。


宮崎市にやってきました。日南フェニックスロードです。
海沿いのドライブって気持ちいいですね。天気が良ければもっといいんですがね。

青島を遠望。

堀切峠近くの道の駅フェニックスにて。
花を入れれば南国っぽく見えるんじゃないかと。


鵜戸神宮。
頭の中では鵜戸さん参りの民謡がエンドレスで流れております。
「参りゃ~あぁぁぁぁぁぁ~。」
(改めて調べてみたら、この民謡のタイトルって「シャンシャン馬道中唄」っていうんですね。)

岩窟の中に建てられている本殿。

周辺の海岸は奇岩だらけ。

くぼみに玉を投げ入れると良い事があるかも。(運玉投げ)

かつての参道である八丁坂も歩いてみました。
すり減った石段が時間の流れを感じさせます。


さらに南へ。

都井岬に到着。

ここには岬馬という半野生種の馬が生息していて、天然記念物になっています。

あちこちを馬が闊歩し、道路は馬糞だらけ。もうサファリパーク状態。

都井岬灯台。


都井岬から一気に北上。都城市にある関之尾滝にやって来ました。

落差は20m足らずですが、何か所もの落ち口から様々に流れ落ちています。

この落ち口を作り出しているのが、上流にある甌穴群。

川一面に甌穴ができている。
これほど規模の大きい甌穴群は世界的にも珍しいそうです。

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