今回は宮崎県内をドライブ。
どんよりした梅雨空のもと、風光明媚な日南海岸を走り抜けます。
南下する前に、まずは木城町にある祇園滝へ。
宮崎県を代表する滝ですが、行くには少々の心構えと準備が必要になります。
まずはアクセスの悪さ。
県道22号線で小丸川上流へと向かい、やがて支流の林道へと入ってゆきますが、この道が非常に狭い。すれ違い不可能な区間が、県道を含めて10kmくらい続きます。幸い対向車はいませんでしたが(イノシシが出たけれど)、落石も多くて緊張感あふれる道のりです。
そして看板にもあるように山ヒルが出ます。
長袖、長靴、軍手、首タオルなど、思いつく装備は全部しました。
いざ出発です。
歩き始めて最初に見えてくる椎尾滝。
少し離れた所にある鉤掛滝。
遊歩道は一部崩落しているものの、それほど険しい所は無く、祇園滝まで15分くらいで着きます。
祇園滝が見えてきました。
落差は78m。
滝壺に着きました。周りの岩壁がすごい。
断崖絶壁に囲まれた空間。
振り返るとこんな感じ。
今回の九州旅行の中でもとびきりの滝でした。
天気が悪かったので行くのを躊躇していましたが、来て良かったです。
駐車場に戻り体中を見てみると、あちこちに山ヒルがひっついていました。
やはり、それなりの服装で行った方が良さそうです。
宮崎市にやってきました。日南フェニックスロードです。
海沿いのドライブって気持ちいいですね。天気が良ければもっといいんですがね。
青島を遠望。
堀切峠近くの道の駅フェニックスにて。
花を入れれば南国っぽく見えるんじゃないかと。
鵜戸神宮。
頭の中では鵜戸さん参りの民謡がエンドレスで流れております。
「参りゃ~あぁぁぁぁぁぁ~。」
(改めて調べてみたら、この民謡のタイトルって「シャンシャン馬道中唄」っていうんですね。)
岩窟の中に建てられている本殿。
周辺の海岸は奇岩だらけ。
くぼみに玉を投げ入れると良い事があるかも。(運玉投げ)
かつての参道である八丁坂も歩いてみました。
すり減った石段が時間の流れを感じさせます。
さらに南へ。
都井岬に到着。
ここには岬馬という半野生種の馬が生息していて、天然記念物になっています。
あちこちを馬が闊歩し、道路は馬糞だらけ。もうサファリパーク状態。
都井岬灯台。
都井岬から一気に北上。都城市にある関之尾滝にやって来ました。
落差は20m足らずですが、何か所もの落ち口から様々に流れ落ちています。
この落ち口を作り出しているのが、上流にある甌穴群。
川一面に甌穴ができている。
これほど規模の大きい甌穴群は世界的にも珍しいそうです。
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