宮崎県中部にある尾鈴山。
この山のふもとには、日本の滝100選に選ばれた「矢研(やとぎ)の滝」をはじめ、数多くの滝がかかっています。
九州旅行もようやく折り返しを過ぎました。
晴天続きだった前半とはうって変わって、ここからは毎日が雨との戦いになります。
尾鈴山瀑布群は、大きく分けると矢研谷、甘茶谷、欅谷の3つのエリアからなります。
今回訪れるのは矢研谷と欅谷。
まずはウォーミングアップという事で矢研谷に向かいます。
二見滝。
支流にかかる「若葉の滝」。
駐車場から徒歩20分ほどで矢研の滝に到着。
ロープが張られ、これ以上は立入禁止になっていました。
落差73mの巨大な滝ですが、遠望なので物足りない。
なんか暗くなってきたなぁと思ったら、雨が落ちてきました。
急いで駐車場に戻ります。
局地的な雨だったらしく、1時間くらい待っていたら止んできました。
次は欅谷へ行きます。目指すは白滝。
欅谷コースの大部分はかつてのトロッコ道。
緩い傾斜なのでさほど苦労は無いけれど、とにかく距離が長い。
白滝まで2時間。一番最初に見ることのできる紅葉滝でも30分くらいかかります。
紅葉滝。
脇道が分かりづらくて不安でしたが、いきなりの見事な滝です。
さぎりの滝とトンネル。
結構でかい。落差30mくらいかな。
さらさの滝。
欅谷の滝はこんな感じで木々の間から見る滝が多く、ちょっともどかしい。
やすらぎの滝。
はがくれの滝。
これ以降、登山道が若干険しくなってくる。
そして白滝に到着。
目の前にそびえる岩壁を、はるか頭上から水が流れ落ちています。
落差は75m。
水量は少なめですが、どことなく幽玄といった感じの雰囲気が素晴らしかったです。
雨宿りして待ったかいがありました。
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