
地獄めぐりに行ってきました。
せっかくなので、地獄組合に加入している8つの地獄を制覇してみたいと思います。

まずは「龍巻地獄」。
ここは30~40分に一回の割合で噴き出す間欠泉です。
ベンチに座って待っていると、

お、出てきた。

蒸気がすごい。

「血の池地獄」。

酸化鉄などによって朱色に染まっています。

思っていたより赤くないなぁ、というのが本音。
以前よりも薄くなったという話も聞かれます。

「鬼石坊主地獄」。
(「坊主地獄」という地獄はもう一つあるそうですが、そちらは地獄組合未加入。)

灰色の泥がボコボコと沸騰しています。
坊主っぽく見える瞬間を撮りたかったのですが、なかなか上手くいかず。

ゴーゴーと轟音をたてる「鬼の高いびき」。

「海地獄」。

鮮やかなコバルトブルーは硫酸鉄によるもの。

「山地獄」。

地面のあちこちから蒸気が上がっています。

ここには温泉熱を利用したミニ動物園があります。

クジャク。

ラマ。

ゾウ。

地獄というより、楽園チックな外壁が目を引く「鬼山地獄」。

いちおう鬼はいますが、

主役はワニ。

ほとんどのワニが口を開けたままピクリともしない。
(後で調べたら、体温調節のためらしいですね。)

青みがかった白い温泉のある「白池地獄」。

ここには熱帯魚館があります。
ピラニアやらピラルクやらアロワナやらがいたのですが、暗くてよく見えなかったのが残念。

最後は「かまど地獄」。

中は地獄の一丁目から六丁目まで分かれていて、それぞれが違う泉質の温泉になっています。

他の地獄のダイジェスト的な感じで、お得感があるかもしれません。
地獄めぐりを通して驚いたのは、これほどの種類の温泉が狭い範囲に集まっている事。
そしてアジア系外国人客の多さでした。

「湯けむり展望台」に行ってみました。
この日はぼんやりした天気で、鶴見岳などがほとんど見えません。

鉄輪(かんなわ)温泉の湯けむり。
翌朝、別府市街地の裏山にある「乙原の滝」に行ってみました。

ラクテンチという遊園地近くにある遊歩道入口から、大分自動車道の橋をくぐります。
(この橋からは乙原の滝の上部が見えます。一瞬ですが。)

入口から10分ほどで到着。

岩を回り込むと右側にも滝が現れます。

湧水が直接流れ落ちる左側の滝。落差は60mほど。
上部だけ朝日が当たっているため、撮りにくくなってしまいました。

右側が本流の滝。こちらの落差は約30m。

直下まで近づかないと見えないので、水飛沫をたっぷり浴びる事になります。

大きな落差で迫力があり、岩肌にびっしりついた苔も美しく見事な滝でした。
より大きな地図で 九州紀行 を表示
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 九州紀行 その4 別府 | がんでんの館 九州紀行 その4 別府. 2013年6月20日 0件 · 旅行. 地獄めぐりに行ってきました。 せっかくなので、地獄組合に加入している8つの地獄を制覇してみ […]
[…] […]