4月下旬に行ってきた奥美濃ドライブの続き。
美並町からいったん八幡町まで戻り、国道256号線で関市板取へ向かいます。
一度タラガトンネルを通ってみたかったので。
タラガトンネルを過ぎ、板取川を上流へ。やってきたのは川浦渓谷。
川浦と書いて「かおれ」と読みます。
(飛騨地方の「川上」とか、愛知県新城市の「川売」と同様ですね。)
エメラルドグリーンの清流に、切り立った崖がすごい迫力。
木が挟まってます。
今回は様子見のつもりなので、入口付近を眺めただけ。
いつか銚子滝を見てみたいものです。
板取川沿いに下流へと向かい、白水の滝に行きます。白水龍神の幟が賑やか。
吊り橋を渡って板取川の対岸へ。
吊り橋から上流方向。
下流方向。
吊り橋を渡りきると急階段を登り、
案内を頼りに杉林の中を歩く。
入口から10分ほどで到着。
滝の前に貼られたロープは神域を表しているのでしょう。
白水の滝。
落差は10数mってところ。
水量はそれほど多くないものの、静かに流れ落ちる様子は厳粛なものがあります。
最後は武芸川町にある紅葉ヶ滝。
以前訪れた寺尾ヶ原千本桜の近く寺尾小学校の脇を通り、欠ヶ三洞林道へ。
林道の距離は短く、やがて堰堤が見え終点となる。
ここが紅葉ヶ滝遊歩道の入口。
以前荒れていたという遊歩道は最近手入れされたらしく、迷う事なく歩ける状態。
ただ谷川の水の少なさを見ていたら、だんだん不安になってきました。
この程度の水量では、ショボい滝なんだろうな。
薄暗い林の中を歩いていると、だんだん気持ちがネガティブになっていきます。
遊歩道はやがて左岸側へ。
この辺りまで来た頃には、もうすっかり戻りたくなってきました。
「あきらめないで歩いて下さい。滝は逃げません。必ずあります。」
どこかで聞いたような、そんな言葉が浮かびあがってきましたが、滝はあってもショボくちゃなぁ~。
なんてすっかり気持ちが盛り下がった頃、ようやく到着。入口から20分ほど。
最後の最後は橋が落ちていたけど、難なく越えられる程度の水量。
紅葉ヶ滝。
自分の中でさんざん期待値を下げていただけに、想像以上に見事な滝で驚きました。
落差は5m。
両脇に空いた洞穴が不気味。
紅葉ヶ滝というからには、秋がお勧めのシーズンなんだろうと思われます。
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