桑名紀行


2週間ほど前、友人の結婚式に出席のため三重県桑名市まで行ってきました。
腰痛と天候を考慮して、今回はJRで向かいます。
鉄道に乗るのは5年ぶりくらいでしょうか。久々のワイドビューひだです。


というわけで桑名に到着。
駅前看板を見て初めて知りましたが、桑名は鋳物の街だそうです。



ここからは桑名観光。養老鉄道に乗って多度大社へ。


多度駅から多度大社まで徒歩20分くらい。途中には古い町並みが残っている。


多度大社に到着。ここは上げ馬神事という伝統行事で有名だ。


上げ馬神事の坂。
想像していたよりも急な坂だった。上から見るとかなり高く感じる。


初詣も終わったこの時期、境内はとても静かでした。


左が多度大社の本宮。右は一目連(いちもくれん)神社という別宮。
向かい合うように建てられた配置が独特。


多度町観光案内図。
後になって改めて地図を見てみたら、多度峡の中に「みそぎ滝」なんてのがあるではないか。
しまった。行きそびれちゃった。



翌日の午前も桑名観光。桑名と言えばハマグリですね。


こんなのもあった。桑名の千羽鶴は独特の折り方で有名らしい。



まず向かったのが六華苑。
桑名の実業家・諸戸清六の邸宅として大正時代に建てられた。


和と洋がくっついたような面白いデザイン。
洋館部分の設計は、鹿鳴館やニコライ堂で知られるジョサイア・コンドルだ。


中にも入れます。


邸宅の周りは日本庭園。



六華苑からすぐ近くに揖斐川・長良川が流れている。向こうに見えるのは長良川河口堰。
このあたりまで来ると、川だか海だか分からなくなってくる。


近所には、海の神様として知られる住吉神社があった。
かつての桑名が港湾都市だった名残りと言えるだろう。


こちらは七里の渡跡。
東海道の桑名宿と宮宿(現・名古屋市)をつなぐ渡し場の跡地だ。
伊勢国の入口に当たる事から、伊勢神宮の一の鳥居が建てられている。


マンホールの蓋にも描かれている。


現在の七里の渡周辺には堤防が作られているため、渡し場っぽい雰囲気はあまり味わえない。
蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)に似せて作られた水門管理所があるのみ。


かつての桑名城の遺構は、九華公園として整備されている。


九華公園の入口近くに建っている本多忠勝像。
徳川家康の重臣として知られる本多忠勝は、初代桑名藩主でもある。


背後に立てられているのは名槍・蜻蛉切(とんぼきり)か。さすがに長い。



次に向かったのが「歴史を語る公園」。東海道をミニチュアにしたような公園だ。


始点の日本橋、終点の三条大橋は分かるが、


あとは富士山くらいしか目立つものは無い。


公園の横には桑名城の石垣が残っている。



桑名の総鎮守、春日神社。
桑名神社・中臣神社の二社からなり、正式には「桑名宗社」という。
賽銭箱も二つあるので戸惑ってしまった。
ここの祭りが「日本一やかましい祭」として知られる「石取祭」。


この石取会館では、石取祭で使われる山車(祭車)の展示、太鼓や鉦を叩ける体験コーナーがある。
いろんな祭りがあるものですねぇ。

と、こんな感じで桑名の定番観光コースをまわってみました。
今まで桑名といえばハマグリと桑名宿の絵くらいしか思いつきませんでしたが、なかなか盛りだくさん。
いい旅になりました。

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