三重奈良紀行 第2回 赤目四十八滝(前編)


今回の目的地、赤目四十八滝に到着。


入口も兼ねた日本サンショウウオセンターで入山料を払い、いざ出陣。


まずは地図を見てみよう。最上流の巌窟滝まで4.3km、約120分。往復で4時間の道のり。
遊歩道はよく整備されていて、たまにアップダウンはあるもののほぼ平坦な道が続く。
とは言え歩く距離が長いので、意外と疲れた。


まずは行者滝。


こんな感じで、赤目四十八滝は大小さまざまな滝が続く。


銚子滝。
本流ではなく、遊歩道わきの岩壁にかかっている。
高い所が若干濡れている程度で、なんだかよく分からなかった。


5月中旬だけあって新緑がまぶしい。
ここ赤目四十八滝は「森林浴の森100選」にも選ばれている。


「赤目」という地名は赤い目の牛に由来する。


ここにも役小角(えんのおづぬ)の名前があった。彼の伝説は日本中にありますな。


赤目牛の像の前にあるのが霊蛇滝。


橋の向こうに不動滝が見えてきた。


不動滝。


赤目四十八滝を代表する5つの滝「赤目五瀑」のひとつ。


横から見たところ。


乙女滝。滝と言うには微妙な感じ。


乙女滝を過ぎると、渓谷には巨岩が増えてくる。


八畳岩。


茶店とともに見えてきたのが千手滝。


赤目五瀑のひとつ。


広い滝壺が印象的だ。


それよりも目を奪われたのが横の岩壁。ものすごく高い。


ここにも赤目の説明があった。
伊賀忍者の祖・百地三太夫もここで修行したそうだけど、実在したのか。


すぐそばにある「護摩の窟」は弘法大師ゆかり。
この人の名前も日本各地でよく目にするなぁ。どんだけ旅好きなんだよ。


千手滝から布曳滝のあたりは柱状節理がよく目立つ。


赤目五瀑のひとつ、布曳滝。
布を垂らしたような細い流れから名がついたのだろう。
繊細な雰囲気の滝だが、思っていたよりも大きくて驚いた。


落差は30m、滝壺の深さも30mあるという。


背後の岩盤。


布曳滝のすぐ上流にあるのは竜ヶ壺。


落差はそれほど無いが、釜状にくりぬかれた滝壺は深さ50mもあるとか。


ご神木のカツラ。

というわけで次回に続きます。

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