名前の通り、吹奏楽部をテーマにしたマンガ。
少年マンガの王道とも言える部活モノだけど、吹奏楽を取り上げるのはわりと珍しいかも。吹奏楽自体はテレビ番組の特集なんかで結構盛り上がっているらしいし、「のだめカンタービレ」以来音楽系マンガ(?)の人気が上がっているのかもしれない。
音楽経験ゼロの主人公が、なぜか吹奏楽部を立ち上げるところからストーリーは始まる。マンガだからと言って唐突に上手くなるような事はなく、やった曲はといえばバッハを1曲くらい。主人公にいたっては、1巻かかって音階を吹くのが精一杯というところに妙な実感がこもる。上手くなる秘訣は上手い人に習う事だわな、と思い出させてもらいました。まぁ吹奏楽に限った話じゃないけど。
そんな感じで、吹奏楽出身者には共感されそうなネタが随所にちらほら。淡い青春時代の思い出に浸れます(その代わり未経験者にとっては分かりづらく、説明的かも)。
ジャンプからこういうマンガが出ることに、なんだか時代の流れを感じました・・・が、結局打ち切りらしいです。残念。
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