毎年とりあえず買っている大河ドラマのサントラ。
今年の「天地人」は大河初の女性作曲家・大島ミチルが担当している。
映画・テレビドラマ・アニメなどでよく名前を目にするが、彼女のサントラを買うのはこれが初めてだ。オーケストラを多用する壮大な作風という印象の作曲家で、この「天地人」もそんな感じ。
いかにも大河ドラマといった雰囲気の「天地人~オープニングテーマ」に始まり、締めはソロ楽器をフィーチャーした定番の紀行音楽「夢~天地人紀行 ショートヴァージョン」。
ベタすぎる展開はさすがに大河と言えなくもないが、流れる音楽はとても美しい。戦国大河にしては美しすぎるんじゃないかと思うほど。おかげで全体的な印象が薄いものの、宮本笑里のヴァイオリンや須川展也のサックス、朝川朋之のハープなど聞きどころは多い。
オープニング以外のお気に入りを挙げると11曲目の「神秘」という曲だろうか。ジャズっぽい雰囲気が大河っぽくなくて新鮮かも。
本編は録画しているけどまだほとんど見ていない(オープニングのCGが気持ち悪いとか、序盤に出ていた子役がかわいいとかいう位の感想しかない)ので、ドラマ自体がどんなお話なのか俺には分からないけど、サントラはまずまずの当たりでした。
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