今回は海陽町にある轟の滝。
ひどく渋滞する徳島市内を抜けて四国東岸を南下。海陽町にやってきた。
ここから海部川の上流に向かって北上する。
大きく蛇行する海部川沿いの道路は、とても国道193号線とは思えない快適ぶり。
・・・と思ったら上流部はやっぱり狭路だったけど。
というわけで轟の滝に到着。
轟の滝(轟本滝)。
高くそそり立つ断崖の合間に見える。
岩に反響して轟音が響き渡り、あたり一面水飛沫。そして滝は岩の向こう。
ご神体にされているだけあって、さすがに神々しさを感じさせる滝だった。
轟の滝周辺は轟九十九滝とも呼ばれ、上流にはいくつもの滝がある。
遊歩道は轟本滝から対岸に渡った所から始まる。
最上部の鍋割滝まで1時間くらいだそうだ。頑張ってみよう。
いきなり急な階段なので気は重いが。
二重滝。
二重滝のすぐ下流が轟本滝。
よく見ると電灯が設置されている。ライトアップでもしてるんだろうか。
遊歩道から見た二重滝。
巨岩がゴロゴロしている王餘魚谷(かれいだに)。だけど遊歩道は意外なほどなだらか。
「次は不動滝へ295m 5分」との看板があったが、10分歩いてもそれらしき滝が見当たらない。
そうしているうちに横見滝に到着。不動滝はどこへ行ってしまったんだろう。
細長く伸びた滝壺がなんだか面白い。
遊歩道から見た横見滝。
さらに上流へと歩を進めるも、遊歩道上に岩が転がっていた。
最近落ちたばかりなのか、バラバラと小石の落ちる音も聞こえてくる。
乗り越えて行けそうな大きさではあったけど、天気も悪くなってきた事だしここで引き返した。
またいつか訪れる事を信じて。
県道の途中で見た風景。
ひと気の無い山中だけにギョッとした。
コメント
コメント一覧 (2件)
>よく見ると電灯が設置されている。ライトアップでもしてるんだろうか
この電灯は私の友人の電気屋が設置しました。見えているのはそうでもないのですが、他のものは、切れたりすると水浸しになりながら変えなければならないそうです。冬なんかに切れると大変らしい。
不動滝は小さな滝が連続しているうちのどれかですが、私も分かりません。
このあとにある鳥返しの滝は本滝の次に落差があって、見ごたえあるし、滝壺のすぐそばまで近づけます。そして、三十三才滝と鍋割りの滝は、鳥返しの滝から700mくらいあって、遊歩道も悪くなり、かなりきつい。すぐそばに住む私でも4回しか見たことがありません。
和三郎さん、はじめまして。
轟本滝の神秘的な姿が今でも心に残っています。
正直な所、夜に行きたいとは思わなかったのですが、そこは色んな楽しみ方があるのでしょう。
鳥返しの滝、三十三才滝、鍋割りの滝・・・、行けなかったのが残念です。
心残りができてしまいました。またいつか行きたいです。