能登紀行 第3回「ヤセの断崖など」

義経の舟隠し
今回も能登金剛から。崖っぷちが続く。

ヤセの断崖
断崖に追い詰められた犯人が告白を始める。
サスペンスドラマの終盤で、なぜかお馴染みの場面だ。
その元祖ともいえる場所が、ここ「ヤセの断崖」である。
映画「ゼロの焦点」のラストシーンに使われて有名になった。

崩壊するヤセの断崖
・・・のだが、どうもそれっぽい場所がない。
なんと昨年の能登半島地震で崩壊してしまったそうだ。残念な事です。
(このあと北上し輪島市門前町を通ったのだけど、まだあちこちが工事中。
地震の傷跡はまだ癒えていないという雰囲気だった。)

関野鼻
向こうに見えるのが関野鼻。岩の形がなんだか面白い。

義経の舟隠し
義経の舟隠し。ヤセの断崖から歩いて数分の所にある。
ヤセの断崖のおまけみたいな扱いだけど、なかなか見ごたえのある場所だった。
案内板によると、奥州へ逃亡中の義経一行が、嵐を避けるため48隻の舟を隠した場所だという。
こんな狭い入り江に48隻も詰め込むとはさすが義経、と妙に感心してしまった。

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