ついに全線開通した東海北陸自動車道。
10月31日まで開通記念割引という事もあり、せっかくなので通ってみました。
飛騨清見ICから白川郷ICの間はとにかくトンネルだらけ。
この25km区間だけで10のトンネルがあり、その割合は区間の83%を占める。
実際に走っていると、区間全部トンネルという気分だ。
保トンネルと飛騨トンネルの隙間みたいな場所に、飛騨河合パーキングエリアが作られている。
トイレと自販機くらいしかないPAだけど、土日には売店が出ているそうだ。
方面限定、時間限定、期間も限定ながらスマートIC(つまりETC限定)もあるにはある。
PAの周りには人家が全く無いので、使う人はかなり少なそうだけど。
飛騨清見ICから数えて9個目のトンネルが飛騨トンネルだ。
全長は10,710m。5ケタの全長表示がなんだか驚異的。
トンネル内部はほぼ直線で意外に圧迫感は感じなかったものの、「あと○キロ」の表示くらいしか変化なし。
白川側の出口が長いカーブになっているので、そのあたりは注意が必要だろう。
そもそも対面通行なので、始終気が抜けないわけだが。
それにしても、ついに開通かぁ。
俺が子供の頃からずっと計画は聞かされていたけど、いよいよ開通となると不思議な気持ち。
「長いトンネルを抜けると白川郷であった。」と書けば文学的だけど、そんな情緒は全くない。
秘境・白川郷がすでに昔の話だという事を実感させられた。
便利さと引き換えに、何かを失ったような気もします。