加賀百万石紀行 第3回「ハニベ巌窟院」

大仏
小松市が誇る珍スポット、ハニベ巌窟院に向かう。
ここはマニアの間ではわりと有名な場所らしい。

大仏
いきなり大仏がお出迎え。
荘厳な中にもユーモラスさがあふれている。
だが大仏の周りには水子地蔵群が並んでいた。
ここには軽い気持ちで来てはいけないのではないか、そんな気にさせられる。

いらっしゃい
そんな俺の気持ちをあざ笑うかのように、なぜかゾウとライオンが出現。

弘法大師
洞穴の中には、弘法大師をはじめとする仏教界のオールスターが揃い踏み。

西田幾多郎
かと思えば唐突に西田幾多郎(哲学者)の像があったりする。
このハニベ巌窟院の創始者は、有名な彫刻家だそうだ。

あうん
他に客がいなかったので、かなり心細い。
実際のところ、もう帰りたい気分になってきた。
だが勇気を振り絞ってメインの巌窟に潜入する。

黄金の招き猫
黄金の招き猫。

いらっしゃいませ、こんにちはー
地獄門。

たけなわ
鬼の宴会。

調理室
コックさん。

最近どうよ
シーマン。

エグい
へび地獄。

閻魔大王
閻魔大王。

少し変な物も混じっていたが(以前はもっと変な地獄があったそうだが)、雰囲気だけでもう十分に地獄めぐりだ。
早く外に出たい。

涅槃で待つ
外に出るとこんな看板。「ねはんマデ百米」とある。
もうお腹いっぱいな気分なのに、感覚がマヒしてきたのだろうか。
足は自然に「ねはん」へと向かっていた。

ここが涅槃かぁ
ひどくぬかるんだ山道を歩き、なんとか「ねはん」らしき所に到着。
ここにあったのは、

涅槃像
涅槃像でした。

岩窟王
それと巌窟王の像。

ハニベ巌窟院。
何と言うか、かなり独特な雰囲気を持つ場所だった。
油断してたら心がどこかへ行ってしまいそう。

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