奈良一人旅
はるばる大和へ。
<石上神宮>
天理教で有名な天理市にある日本最古の神社。
物部氏の氏神としてまつられ、大和朝廷の武器庫だったという説もある。
拝殿
ここで有名なのが百済王から献上されたという「七支刀」。
社宝なのでもちろん一般人が目にすることかなわず、建物だけ見物。
建物を見るだけではありきたりの神社という感じだが、楼門など国宝・重要文化財の建造物もさりげなく建っていた。
<唐招提寺>
かの鑑真創建になる律宗の総本山。
金堂は天平時代から残る日本唯一の建造物として知られる・・・のだが、現在修理中。
写真の左側に見える工場みたいなところに隠されている。
中をのぞいたら、柱しか建ってなかった。
<平城宮跡>
奈良市内に広がる無限の荒野、甲子園球場の30倍(甲子園と比較するところが関西風なのか)。
資料館に入ってみると、ボランティアのじーさん達が待ち構えていて、懇切丁寧に説明してくれた。
だから疲れて写真撮り忘れた。
<黒塚古墳>
天理市にある古墳。
石室から33枚もの三角縁神獣鏡が発掘された事で話題となった。
三角縁神獣鏡は、『魏志倭人伝』の中にある、魏から邪馬台国の女王卑弥呼に贈られた鏡ではないかと考えられており、その鏡が大量に大和の古墳から出土したということは、邪馬台国が畿内にあった事の裏づけだと騒がれたものだ。
そこまで三角縁神獣鏡を重視するのは間違ってると思うが、邪馬台国に絡めなければ話題にならないというのも、悲しいかな現実といえる。
<箸墓古墳>
倭迹迹日百襲姫(やまとととひももそひめ)の墓とされる古墳。
だが、建造年代やその規模などから、卑弥呼の墓ではないかという説もある謎の多い遺跡。
<橿原神宮>
境内にはほとんど人影なし。淋しくなってきた。
近くにある橿原考古学研究所附属博物館にも行ってきた。
橿原市には飛騨町という地名もあります。
<奈良文化財研究所・飛鳥資料館>
亀石と猿石
庭には明日香村に点在する謎の石造物のレプリカが置かれ、あちこち見に行く手間が省ける。
<石舞台古墳>
有名どころも抑えておいた。
ここも貸し切り状態。
石室に入ろうと思って足を滑らせた。
石室内の写真も一枚も上手く撮れず、なんだか呪われてるような気がして早々に退散。
<談山神社>
石舞台古墳からひと山越えた所にある、十三重の塔で知られる神社。
入り口までたどり着いたものの、ひどい雨と霧のため中に入るのを断念。
ひと気がなくて淋しかったし。