のんびりと古都の文化に触れてまいりました。
実際のところ30度を越える気温と疲労で、ヨタヨタと歩き回ってただけかも。
今回は東福寺、泉涌寺、智積院、渉成園と、京都市南区・下京区あたりを回ってみました。
今は観光シーズンじゃないしマイナーな名所だったせいか、境内に入った途端、誰もいなくなり非常に静かで良かったです。
昔よく利用していた中古CD店にも行ってみたけど、ほとんどが移転・閉店。
現存していた店も随分品揃えが変わっててガッカリ。
三条大橋の両岸にはスターバックスとブックオフがあったりして諸行無常。
「ゆく河の流れは絶えずして~」って奴でしょうか。
<東福寺>
奈良が誇る東大寺の「東」と、興福寺の「福」の字から名づけられた。京都五山のひとつ。
意外に広い境内に驚き。くまなく見ようと思うと、ここだけで半日過ごせる。
国宝に指定されている「三門」。重量感あふれる建築。
「通天橋」。紅葉のシーズンには人でびっしりとなる・・・らしい。
<泉涌寺>
皇室の菩提寺で、「御寺(みてら)」とも呼ばれている。
東福寺の近くにあるのだが、坂道をけっこう登らされ、もうヘロヘロ。
仏殿。
薄暗い堂の中で響く読経は、キリスト教のミサに通ずるものを感じました。
天井に描かれている龍図(狩野探幽作)も、暗くて全然見えなかったけど。
<京都国立博物館>
博物館にいたら職場から電話がかかってきました。気分台無し。
<蓮華王院>
要するに三十三間堂。
京都観光には外せない名所とあって、子供と外人が多かった。
1000体の千手観音はやっぱりゲップが出る。
風神雷神像や二十八部衆像の方が味わい深い。
三十三間堂といえば「通し矢」で有名だけど、江戸時代の最高記録は一昼夜で8000本以上というもの。
連射競技だったとは知らんかった。
<渉成園(枳殻邸)>
東本願寺の飛び地境内となっている庭園。
京都駅から徒歩10分の近さだけど、意外に知られていない穴場といえる。
入場無料だけど、半ば強引に寄付金を払わされた。
木々の向こうに京都タワー
<建仁寺>
京都五山のひとつ。日本に臨済宗をもたらした栄西が開山。