阿波・土佐紀行 第8回 大杉と豊楽寺

杉の大杉
国道32号線で北へ。
今回は大豊町(おおとよちょう)の2つの名所を訪問。

杉の大杉
まずは大豊町杉にある「杉の大杉」。
根周り20m、樹高60mあり日本一の大杉だという。

杉の大杉
「日本一の杉」を名乗る大杉をざっと調べてみたら、他にも将軍杉、キミマチ杉、縄文杉などがあった。
真の日本一がどれなのかはともかく、杉という樹はやたらと大きくなるものらしい。
この「杉の大杉」は樹齢3000年を越えているそうだ。
これほど長寿の木ともなると、枝ぶりもなんだか奇怪な雰囲気を帯びてくる。

杉の大杉
根元で繋がっている二つの株。

杉の大杉
あちこちワイヤーで引っ張られている。

杉の大杉
ウロコみたいな補強用?の鉄板が、なんだか痛々しい。


豊楽寺 薬師堂
お次は豊楽寺(ぶらくじ)薬師堂。
四国最古の建造物といわれ、国宝に指定されている。

吉野川
国道32号線から細い道をグネグネと登った場所にある。
いかにも高低差のある四国らしい。

豊楽寺 薬師堂
どっしりとした姿はまさに古色蒼然たる趣き。

豊楽寺 薬師堂
美しく反り返ったこけら葺きの屋根が印象的だった。

梶ヶ森
駐車場から梶ヶ森を望む。(そういえば四国には「森」のつく山名が多い。)
向こう側の斜面にも家や畑があるのが見えるが、どんな風に道がついているんだろう。
住むのは大変そうだ。

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