長野県諏訪市、諏訪湖の湖上に八重垣姫の像が建てられている。
八重垣姫は人形浄瑠璃の演目「本朝二十四孝」に登場するヒロイン。
上杉謙信の娘・八重垣姫は、婚約者・武田勝頼のために兜を持ちだし諏訪湖を渡る。
ものすごく簡単にまとめるとこんな話だ。
諏訪湖の自然現象・御神渡り(おみわたり)をモチーフにしたと思われる。
兜には諏訪明神の力が宿っており、狐に導かれて諏訪湖を渡ってゆく。
八重垣姫が担いだ兜の上にあるのは、たぶん狐火ではないかと。
夕方の訪問だったので逆光になってしまいました。
日没と八重垣姫。
(撮影:2009年4月)
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