阿波・土佐紀行 第3回 大轟の滝・大釜の滝

大轟の滝
険しい山々、蛇行する大河。
徳島県は山と川の国だ。名瀑も数多い。
今回は那賀町にある「大轟の滝」と「大釜の滝」へ向かう。

鶴峠から見た那賀川
徳島の川といえば吉野川をまず思い浮かべるが、那賀川も徳島県を代表する大河だ。
地図を見ても分かるように、流域の蛇行っぷりがすごい。
そんな那賀川沿いを走る国道195号線だが、交通量も少なく快適なドライブルートだった。

大轟の滝
途中で国道193号線へと変わり、大轟の滝(おおとどろのたき)に到着。

大轟の滝
広い滝壺に流れ込む優美な姿が印象的。

大轟の滝

国道193号線
さて、目指す大釜の滝はこの上流だ。国道193号線をさらに進む。
酷道として有名な193号線だけあって、ここから途端に道幅が狭くなる。

沢谷川
沢谷川を埋め尽くす巨岩。

小釜の滝
途中の橋に「小釜の滝」の案内があったので覗いてみる。
・・・が、音はすれども姿は見えず。滝本体は岩の向こうに隠れているらしい。

大釜の滝付近のトンネル
最後はこんなトンネル。これでも国道。
(実は小釜の滝の少し手前から冬季通行止なのですが、そこはムニャムニャ・・・)

大釜の滝
そして大釜の滝に到着。

大釜の滝
落差は20mとそれほど大きくないが、淵の深さが15mもあるという。

大釜の滝
滝の下流には巨大な岩壁がそびえ立っている。(先程のトンネルの写真もその一部)
その断崖からツララがバラバラと落ちてきた。
落石かと肝を冷やしながらの滝見は落ち着かず、恐怖感でいっぱい。
国道脇の滝見でこれほどスリルを味わうとは思わなかった。

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