阿波・土佐紀行 第2回 雨乞の滝

雨乞の滝
四国をドライブしていて気づいたのが、あちこちで見かけたお遍路さん。
交通量の多い国道でも普通に歩いている。
住人にとっては、もう日常の風景になってしまっているのだろう。さすが四国だ。

今回は神山町にある「雨乞の滝」。
滝めぐりも一種の巡礼みたいなものですね。

雨乞の滝入口
駐車場に車を止め、いざスタート。

雨乞の滝 周辺案内図
遊歩道の途中にはいくつか滝がある。
目指す雨乞の滝までは約20分との事だが・・・。

うぐいす滝
まずは「うぐいす滝」。

うぐいす滝
右側にも面白い形状の滝が落ちている。

うぐいす滝


雨乞の滝遊歩道
こんな場所を歩く遊歩道だけど、よく整備されていて足元に不安は無い。
だけど、とにかく急坂。行けども行けども登り坂が続く。

不動滝
不動滝。
見づらいのでもどかしいが、たまに休憩しないと体が持たない。


雨乞の滝遊歩道
さらに登り。
あと300mとはいうものの、距離以上のキツさがある。

地獄淵
地獄淵。遊歩道から踏み跡を分け入った先で覗きこむ。落ちそう。
気持ち悪い色がいかにも地獄っぽい。


雨乞の滝遊歩道
まだまだ登り。

もみじ滝
もみじ滝。
紅葉の時期が良い感じなのだろう。滝つぼ周りは落ち葉で一杯。


雨乞の滝遊歩道
はるか上に見える道が恨めしいほどの登り坂。

観音滝
観音滝。小さな滝だけどなかなかの美しさ。


雨乞の滝遊歩道
あずまやが見えてきた。高根悲願寺への分岐点になる。
岩壁を回り込むと、ついに雨乞の滝が目の前に。

雨乞の滝
雨乞の滝(雌滝)。45mの落差を何段にもなって落ちている。
岩壁に囲まれた空間は薄暗く、かなり寒い。所々で凍っているのが分かる。

雨乞の滝
雨乞の滝は雄滝と雌滝からなる。左側の水量が少ない方が雄滝。

雨乞の滝(雄滝)
雄滝。

雨乞の滝
もちろん素晴らしい滝だったけど、なによりも遊歩道のキツさの方が印象的。
撮影時間を含めて往復2時間近くかかってしまいました。


滝見物のお帰りに
まったり、さっぱり、してやったり。

古代人風の絵で思い出したのだけど、ここ神山町には卑弥呼が住んでいたという伝説がある。
前述の高根悲願寺を中心とする一帯に邪馬台国があったらしい。
「神山」「神領」など気になる地名もあり、調べればなかなか面白そうだ。
(それにしても、邪馬台国の候補地って日本中にあるのですね。)

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