四国をドライブしていて気づいたのが、あちこちで見かけたお遍路さん。
交通量の多い国道でも普通に歩いている。
住人にとっては、もう日常の風景になってしまっているのだろう。さすが四国だ。
今回は神山町にある「雨乞の滝」。
滝めぐりも一種の巡礼みたいなものですね。
駐車場に車を止め、いざスタート。
遊歩道の途中にはいくつか滝がある。
目指す雨乞の滝までは約20分との事だが・・・。
まずは「うぐいす滝」。
右側にも面白い形状の滝が落ちている。
こんな場所を歩く遊歩道だけど、よく整備されていて足元に不安は無い。
だけど、とにかく急坂。行けども行けども登り坂が続く。
不動滝。
見づらいのでもどかしいが、たまに休憩しないと体が持たない。
さらに登り。
あと300mとはいうものの、距離以上のキツさがある。
地獄淵。遊歩道から踏み跡を分け入った先で覗きこむ。落ちそう。
気持ち悪い色がいかにも地獄っぽい。
まだまだ登り。
もみじ滝。
紅葉の時期が良い感じなのだろう。滝つぼ周りは落ち葉で一杯。
はるか上に見える道が恨めしいほどの登り坂。
観音滝。小さな滝だけどなかなかの美しさ。
あずまやが見えてきた。高根悲願寺への分岐点になる。
岩壁を回り込むと、ついに雨乞の滝が目の前に。
雨乞の滝(雌滝)。45mの落差を何段にもなって落ちている。
岩壁に囲まれた空間は薄暗く、かなり寒い。所々で凍っているのが分かる。
雨乞の滝は雄滝と雌滝からなる。左側の水量が少ない方が雄滝。
雄滝。
もちろん素晴らしい滝だったけど、なによりも遊歩道のキツさの方が印象的。
撮影時間を含めて往復2時間近くかかってしまいました。
まったり、さっぱり、してやったり。
古代人風の絵で思い出したのだけど、ここ神山町には卑弥呼が住んでいたという伝説がある。
前述の高根悲願寺を中心とする一帯に邪馬台国があったらしい。
「神山」「神領」など気になる地名もあり、調べればなかなか面白そうだ。
(それにしても、邪馬台国の候補地って日本中にあるのですね。)
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